生理用品は何のために配布するのか
やまがた女性のつながり緊急サポート事業を受託するにあたって、コロナ禍で見えてきた相対的貧困やこどもの貧困、女性の貧困、#生理の貧困について、自分たちで考えたことを書こうと思う。
相対的貧困とはなんだろう?私たちは絶対的貧困と相対的貧困の区別がついていない。
(これについてはまたのちほど詳しく書きたいと思う)
#生理の貧困、なぜ生理用品が買えないのか、買わないのか
生理用品を購入するのは、当たり前だと思ってた。なんで配布するの?
生理用品が買えないほどの貧乏ってこと?
アルバイトで生計を立てている場合の大学生が、このコロナ禍で飲食店の休業により収入が減って生理用品を購入せずしのいだから?
そもそも生理用品が必要なのは女性だけじゃん。
生活必須用品なのに消費税10%、8%にしたらいいのにね。
トイレにはトイレットペパーが当たり前にあるけれど、生理用品は置いてない。カラオケボックスのトイレに生理用品があっていいサービスだなぁって感心したことはある(笑)
小学校の時、女の子だけ聞かされた生理の話と急な生理で困ったときは保健室にいって譲ってもらって、なんて言われたけど、恥ずかしくていけなかったよ。
保健体育の男と女の体の違いくらいしか教育された記憶しかない。日本の性教育やばくない?
#生理の貧困って生理用品の購入どうこうより、もっと深い問題がありそう。などなど
話し合って、話し合って、どんどん自分事にして
・女性の貧困の背景に非正規雇用や生涯収入の低さがあること。
・#生理の貧困の背景に生理や女性の体に関して女性も男性も無理解だ
そういったことを考えて、この事業をどう取り組むかを計画した。
「生理用品がトイレにあたり前にある環境へ」
生理用品のトイレに設置とおしゃべり会やフードパントリーに参加申込してくれる方にはもちろんのこと、保育士や介護など福祉を担う方々に配布したいと考えた。
それはなぜか 理由は1つ
保育士や介護士のほとんどが女性で、給料が低いという現代社会の構造がある。そんな中、令和3年度に保育や介護に従事している方の給与をあげようと公費助成もあったから。
社会の意識を変えていく、気づいてくために
「女性の体を自分も他者も大事にしていく」という考えが当たり前になるための事業にしたいと思って活動してています。
※この事業を計画するにあたっては、村上市の特定非営利活動法人村上ohanaネットさんのリユース活動を参考にさせていただきました。理事長の渡辺ひろみさんありがとう!
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投稿者プロフィール
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高校生と中学生の娘がいます。5人+犬1匹の家族です。子育てが落ち着いて今は介護に足をつっこんでる50歳です。祖母、義父を見送りました。
好きな映画は細田監督のサマーウォーズ、
まっすぐでかっこいいおばあちゃん目指してます。
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